ぬちまーすと雪塩の違いって?似ているところは?

「ぬちまーす」という、ちょっと聞き慣れない名前のお塩をスーパーなどで見かけたことのある方も多いと思います。栄養療法をやっている人の間でも大人気のミネラルたっぷりのお塩です。

個人的に、「ぬちまーす」と聞くと思い浮かべるのが、同じくサラサラのパウダー状でミネラルたっぷりのお塩「雪塩」です。

この2種類のお塩はどちらも、

  • サラサラのパウダー状
  • ミネラルたっぷり
  • 沖縄の海の水から作られている

と、とてもよく似ています。

「ぬちまーす」と「雪塩」、どこが似ていてどこが違うのか、興味があったので比べてみました。

「ぬちまーす」と「雪塩」の種類は?

ぬちまーすも雪塩も、海水から作られた「海水塩」です。
ぬちまーすは沖縄県宮城島の太平洋側の海水、雪塩は沖縄県宮古島の地下海水から作られています。

見た目そっくりだけど、「ぬちまーす」と「雪塩」の製造方法は違うの?

ぬちまーすは「常温瞬間空中結晶製塩法」という特殊製法で作られています。

海水を細かい霧にし、その霧に温風を当てます。この温風によって海水の水分が瞬時に蒸発し、塩分やミネラルなどのすべての成分が空中で結晶します。

雪塩は、地下から採取した海水を濃縮してから、アツアツに熱した鉄板に吹き付けます。このプロセスにより、たった2秒で水分を蒸発させます。こちらも、海水の成分がほとんどそのままで含まれています。

どちらも瞬間的に水分を蒸発させる方法です。

含まれるミネラル分は、「ぬちまーす」と「雪塩」のどっちが多いの?

栄養療法を実践している身としては、いちばん気になるところです。
比較しやすいよう、表にしてみました。

※ぬちまーすのデータは2002年、雪塩のデータは2018年のものです。

 

(100gあたりの含有量) ぬちまーす 雪塩
食塩相当量 73.34 g 72.6 g
ナトリウム 29.25 g 28.6 g
塩素 52.82 g 50.1 g
カルシウム 440 mg 832 mg
マグネシウム 3620 mg 3310 mg
硫酸イオン 4420 mg (データなし)
カリウム 1140 mg 1000 mg
臭素 160 mg 1700 ppm(=170 mg
ストロンチウム 12 mg 144 ppm(=14.4 mg
ホウ素 8.4 mg 60 ppm(=6.0 mg)
フッ素 2.3 mg 2.7 mg
0.41 mg 0.14 mg
ケイ素 0.23 mg (データなし)
亜鉛 730 μg (データなし)
リチウム 460 μg (データなし)
ヨウ素 29 μg 0.07 mg(=70 μg
モリブデン 26 μg (データなし)
総クロム 24 μg (データなし)
ニッケル 18 μg 0.45 ppm(45 μg
15 μg (データなし)
バリウム 14 μg (データなし)
マンガン 5.3 μg (データなし)
ルビジウム (データなし) 8 ppm

 

上記のとおり、ミネラルの種類によって「ぬちまーす」のほうに多く含まれていたり「雪塩」のほうに多く含まれていたりするようです。マグネシウムやカリウムを優先するならぬちまーす、カルシウムを優先するなら雪塩、といったところでしょうか。

とは言え、一般的な塩100gに含まれるミネラル量は、マグネシウム100〜200mg、カルシウム50〜200mg、カリウム10〜150mg程度です。ぬちまーすを選んでも雪塩を選んでも、その他の塩よりも格段に多くのミネラルを摂取できることには間違いありません。

なお、ぬちまーすも雪塩も、製塩時に採取された海水の状態によって含まれる成分が違ってきますので、商品パッケージに記載のデータは上記のデータとは異なる場合があります。自然なものほど成分は一定しなくて当然ですね。

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