001-十代からの頭痛と、いろいろな不調

わたしの頭痛は、高校の頃にはすでにあった気がする。痛み止めもあまり効かず、漢方薬やサプリメント、偏頭痛の薬から気功やヒーリングまで、かなりいろいろな対策を試した。CTを撮ったこともあるが、特に異常はなかった。吐き気がしたり、手が震えたり、目を開けるのもつらいような激しい痛みが、月に数回、1~3日間程度あった。

時期によって生理痛もきつかった。下腹部が重痛いだけでなく、冷や汗をかくような気持ち悪さがつらかった。紙ナプキンをできるだけ使わず布ナプキンにする、毎日おまたカイロをして漢方茶を飲む、などで一時期マシになったが、過去1~2年くらいはまたひどくなっていた。

また、風邪を引いても自分の免疫力で治すことができなかった。食べ物や水を飲み込むのも痛いほどに喉が腫れ、しっかり暖かくして寝ていても治らない。耳鼻科で抗生剤や、近年は軽いステロイドの処方を受けて、それでやっと治るような状態だった。

こういった「不定愁訴」と呼ばれるような体調?のタチの悪いところは、年々ちょっとずつひどくなり、そして、その苦痛に対し、ある意味で「慣らされてしまう」点だと思う。頭がものっすごく痛くても、会社などで気が張っていれば、ある程度の苦痛までは表に出さずに居られてしまう、笑って会話さえできるようになってしまうのだ。

そんな訳で、我慢する力が培われてしまったわたしは、「働かんと生きていけんし…」と、完全には効かない漢方や痛み止めなどを駆使しながら仕事をしてきた。この数年は、それでも我慢できない日は休むようにしていたが、そうすると今度は有給休暇の日数が足りず、これでずっと生きていけるんだろうか、という不安が拭えなかった。

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